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「無力さを感じていた」急成長フェーズにおけるメンタル不調は仕方ないのか

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 社名:HiCustomer株式会社
会社紹介:急成長市場であるB2B SaaS事業者の皆様の成功を通じて顧客ロイヤリティと売上・利益の最大化に貢献することを目的に「カスタマーサクセス」関連サービスを提供するスタートアップ。
 業種:IT
 企業規模:10~50名

 

どのようなことで悩んでいましたか?

スタートアップは急成長を実現するため、心身ともに過酷さを感じる時があると思います。そういった環境に対して、「スタートアップだから仕方ないよね」と甘えるのではなく、経営者としてどのような向き合い、メンタル不調などを未然に防げるか、ということについて悩んでいました。

持論ですが、誰であっても転職やライフスタイルによる大きな環境変化によりメンタル不調を抱える可能性があると思ってます。例えば、働きすぎてしまったり、仕事の難易度が高かったり、あるいは、自分の家族がメンタル不調になってしまったり、仕事に限らず不調に陥ることがあると思います。以前働いていた職場の経験になりますが、メンタル不調を抱えてしまうと本人の意思や能力と関係なく、生産性が落ちてし舞うんですよね。具体的にいうと、メールのレスが遅くなってしまったり、ミーティングに参加する際の表情が暗かったり、遅刻することが増えたりということが起きていたのをよく覚えています。

その時に「パフォーマンスが落ちているな」と思いコミュニケーションを取るものの、どうやって一緒に解決したらいいのか分からず、当時結構悩んでいました。正しいサポートができなかったため、より深刻な悩みになってしまい、自分達では解決できない状態になってしまったこともありました。

今、弊社は10名前後のスタートアップのため、強いこだわりを持って採用をしています。具体的に言うと、採用時にリファレンスを取ったり、できる限り多くの社員に会ってもらったりしています。また、入社後3ヶ月分のオンボーディングプランを入社した社員とマネージャーが一緒に作ることで「何をしたらいいのか」を明確にすることで働きやすい環境づくりをしています。それでもスタートアップはものすごいスピードで環境が変わるため、メンタル不調を抱えてしまう社員が今後生まれることはあると思っています。

当時、その不安や悩みの解決のために検討したことや、行っていたことは何ですか?

コミュニケーションの量と種類を変えていました。例えば、本人のライフスタイルなどを一緒に見直すため、ヒアリングや提案をしていました。個人的な経験則としてメンタル不調は睡眠の質と深い相関関係があると思っています。そのため、社員の睡眠の質を上げてもらうために散歩や食生活の改善提案や業務量の調整などを行っていました。

結果として、不調を抱えた社員が「体調は少し良くなった」と言っていました。ただ、行動を変えただけでは、根本的な解決には至らず、復調に対する効果は薄かったようです。

当時のこと振り返ってもっとこうしておけばと思うことはありますか?

転職したばかりの社員が小さな悩みを誰かに発信できる場所を作れたらよかった思っています。メンタル不調って心の弱い人が陥る問題ではなく、環境が大きく変わることで脳のコンディションが悪くなることだと考えています。つまり、どれだけ経験があり優秀な社員であっても、正しいサポートがないと不調に陥る可能性はあると改めて痛感しています。

ご自身の経験からUnlaceをどう社員に活用してもらいたいですか?

本当に使っていいのかどうかを迷わずに、少しでも心身共に違和感があったら使って欲しいです。会社員時代のことを思い出してみると、悩みを社内の誰かに話すことの抵抗感はありましたね。

特にプライベートの話になると尚更です。同僚や上司には話しにくかったら、Unlaceを使って、カウンセリングを受けることで何かしらの問題解決に繋がったら良いなと思っています。

最後に何か社員や、悩んでいる人に向けたメッセージはありますか?

経営者として社員が仕事に没頭している状態は喜ばしいことです。ただ、心が辛い時には「所詮仕事だ」と思ってほしいです。

一番大事なのは自分や自分の家族の幸せですよね。例えば、仕事休んでしまうとキャリア的に傷がついてしまうとか、悩みを相談してしまうことが何かマイナスに影響すると思うかもしれません。

でも「所詮仕事なんだから、大したことない」というマインドを持ち続けてほしいです。少し辛くなった時には、自分の幸せを実現するためにUnlaceなどの手段を使って悩みを解決してほしいなと心から思っています。(ただ、私は経営者なので、そう簡単に逃げることができないですが笑)

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