モラハラに関する相談窓口・サービスの紹介。オンラインカウンセリングについても解説
職場や家庭内でモラハラを受けているけれど、誰に相談すればわからないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。1人で抱え込むことで、不安や悩みが大きくなる恐れがあるため、第三者に相談することが大切です。ここでは、モラハラの特徴や相談先について詳しくご紹介します。モラハラに悩んでおり、第三者に相談したい方は参考にしてみてください。
目次
モラハラとは
モラルハラスメント(モラハラ)とは道徳や倫理などに反する嫌がらせのことです。どのような行為がモラハラに該当するのか、いくつか例をご紹介します。
- 相手を無視する
- 暴言をはく
- 睨む
- 嫌味を言う
- ののしる
モラハラは、殴る蹴るなどの暴力ではなく、言葉や態度で相手を傷つけたり不快な思いをさせたりする行為を指します。
例えば、上司が部下に対して無視をしたりバカにした態度を示した場合は、モラハラにあたると同時に職場での権力が働いているのでパワハラにもあたります。また、家庭でのモラハラには、配偶者を見下したり異常に束縛したりする他、子どもに配偶者の悪口を吹き込んだり生活費を渡さなかったりする行為があります。
モラハラの相談先
職場におけるモラハラの相談先は、同僚や上司、社内の相談窓口などです。相談しても解決しなかったり、相談できる相手がいなかったりする場合は各地の労働局や労働基準監督署に設置されている総合労働相談コーナーに相談するのもよいでしょう。
家庭におけるモラハラの相談先は、公的機関の相談窓口やカウンセラーなどです。また、友人や親族に相談するのも1つの方法です。モラハラ自体は相談しただけで解決するとは限りませんが、悩みや辛い気持ちを吐き出すことで、精神的負担が和らいで心が軽くなることがあります。モラハラで精神的ダメージを受けたことに対して相手に慰謝料を請求したい場合は、弁護士に相談しましょう。
モラハラの悩みはカウンセラーに相談するのがおすすめ
モラハラに関する悩みは、カウンセラーに相談することで解消されることがあります。カウンセラーに相談することのメリットや、相談できる内容などをご紹介します。
カウンセラーへの相談を活用するメリット
公認心理師や臨床心理士は心理資格を持つカウンセラーであれば、豊富な学術的知識やあらゆる悩みへの相談経験を有していることが多く、モラハラの悩みに関するカウンセリング経験が豊富なカウンセラーもいます。
そのようなカウンセラーにモラハラの悩みを相談することで、心の負担が軽くなるかもしれません。事態が解決しなくても、話を聞いてもらえる行為に対して、安らぎを感じるでしょう。また、カウンセラーは話しをうまくまとめて要点を整理してくれるので、対処法や心が楽になる考え方に気づくきっかけとなることがあります。。
相談できる内容
モラハラに関する悩みについて、どんなことでもカウンセラーに相談可能です。どうすればよいのかわからない、モラハラに耐えかねているといった感情をストレートに伝えることもできます。なお、法的な問題については必要に応じて、専門の窓口に相談しましょう。
モラハラの相談ができる窓口やサービス
ここではモラハラに関する悩みを相談できる窓口・サービスを紹介します。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったサービスを選びましょう。
Unlace(アンレース)
Unlace(アンレース)は、公認心理師・臨床心理士といった有資格のカウンセラーにチャット形式やビデオで相談ができるオンライン完結型のカウンセリングアプリです。Unlaceではカウンセリング前に相談内容を入力でき、その内容を元に複数のカウンセラーからオファーが届きます。その中から相談したいカウンセラーを選ぶことができるため、自分に合ったカウンセラーに相談することができます。
また、チャット形式で相談する際は顔出しの必要がないため、リラックスした状態で相談できます。
料金は定額制で、利用期間内のカウンセラーとのやり取りの回数に制限はなく、。24時間365日いつでも予約なしでカウンセラーにメッセージできます。メッセージプランの利用中であれば、チケットを購入することで1回30分のビデオカウンセリングを利用することもできます。
Unlaceはカウンセリングだけでなく心理診断やセルフケアのコンテンツもあるため、自分の特性を理解したり悩みを整理しながらカウンセリングを進めることができるのもメリットです。
総合労働相談コーナー
総合労働相談コーナーはカウンセリングとは違い、労働に関する専門の相談員に面談、もしくは電話で相談ができる窓口です。。この窓口では募集・採用、いじめ・嫌がらせ、モラハラ、パワハラなどのあらゆる分野の労働問題に関する相談に対応しており、予約不要、無料で利用できます。各都道府県労働局、全国の労働基準監督署内などの379ヶ所に設置されています。職場でのトラブルや悩みを抱えている場合は、まずは最寄りの相談コーナーへ連絡してみるのも良いでしょう。
総合労働相談コーナー
DV相談ナビ
DV相談+は、DVに関する悩みを相談できる窓口です。全国共通番号に連絡すると、最寄りの相談機関の窓口へ自動転送され相談が可能となります。。電話とメール、チャットに対応しており、DVの加害者にバレにくい方法で相談できます。利用料金は無料で、別途通話料がかかります。モラハラを受けており、いつ暴力を振るわれるかわからない、今すぐにでもパートナーから逃げ出したいといった場合は、DV相談+に相談してはいかがでしょうか。
DV相談ナビ
モラハラの悩みは早めに相談しましょう
モラハラの悩みを相談する際は、同僚や上司、会社内の相談窓口、友人や知人、カウンセラーなど、悩みや状況に合わせて相談先を選びましょう。
カウンセラーに相談すると、心が軽くなることに加え、現状を整理できるため自分だけでは気づけないことに気づくきっかけになるかもしれません。一人で悩みを抱え込まず、Unlace(アンレース)のように気軽に利用できるカウンセリングサービスに相談してみてはいかがでしょうか。