カウンセリングとは

カウンセリングにはどんな種類がある?手法・場所・療法・資格を紹介

2021.0915

世の中には「カウンセリング」と名の付くサービスがたくさんありますが、具体的なその違いや種類をご存知でしょうか?この記事ではカウンセリングの種類や受けられる場所、カウンセラーの資格などについて紹介します。どんなカウンセリングが自分に合うのか気になる人は、ぜひご覧ください。

カウンセリング

カウンセリングとは?

カウンセリングというと、広義では様々な分野が存在していますが、ここでは心理カウンセリングについて紹介します。
心理カウンセリングとは、一般的に精神的な相談援助のことを指します。カウンセラーは利用者の話を聞き、利用者自身が自発的に悩みや不安の本質や改善方法に気付けるように導いていきます。後で紹介するようにカウンセリングには様々な手法・療法がありますが、いずれもカウンセラーが直接的なアドバイスを行うのではなく、利用者自身が主体的に悩みや不安に対応できるように導くことが目的となっています。

どんな人が受けるもの?

カウンセリングを受けるべきか迷っているときは、次のリストに該当しているかどうかチェックしてみてください。いくつかの特徴に当てはまる場合は、カウンセリングを受けることを検討してみましょう。

  • 気持ちが常に張りつめている
  • 神経質になりすぎている
  • 何か悪いことが起こりそうな気がする
  • なかなか人には言えない悩みがある
  • 自分はあまり幸せではないと思う
  • 問題が後から出てきて、どうにもならないと感じる
  • つまらないことを心配しすぎる
  • 自分に自信が持てない
  • 危険や困難なことを避けて通ろうとする
  • 失敗すると落ち込んでしまい、そのことにとらわれてしまう

期待される効果

カウンセリングの効果は、人によって異なります。カウンセラーが否定せずに話を聞くことで、利用者が自己肯定感を持てることもあるでしょう。また、カウンセラーとのやり取りを通して、自分を普段とは異なる角度から見られるようになったり、悩みや不安の本質や対処法に気付けたりすることもあります。自分の気持ちや悩みを整理できるという効果も期待できるでしょう。

カウンセリングの効果を得るためには「より良い状態に変わりたい」という気持ちを持つことも重要です。半信半疑で利用するのではなく、カウンセラーと一緒に問題を解決したいという前向きな気持ちを持つことも大切です。

料金相場

カウンセリングの料金は、利用するカウンセリングサービスによって異なります。必ず利用前にカウンセリング料金表を確認しましょう。コミュニケーション手法による相場は以下の通りです。

  • 対面カウンセリング:30分 約4,900円、80分 約13,000円
  • 電話カウンセリング:30分 約3,800円、80分 約10,000円
  • メールカウンセリング:1往復 約2,500円

参考:東京カウンセリング

どの方法でカウンセリングを受けるか、料金の面からも考えてみましょう。

カウンセリングにおけるコミュニケーションの種類

カウンセラーとのコミュニケーションの種類は、対面やオンラインなど様々です。また、オンラインにも、チャットやメール、電話、ビデオ通話などの数多くの種類があります。

対面カウンセリング

対面カウンセリングは、カウンセリングルームでカウンセラーと直接会ってカウンセリングを受ける方法です。声のトーンや表情でもカウンセラーに気持ちを伝えられるというメリットがありますが、予約をする必要があったり、カウンセリングルームまで出かけなくてはいけなかったりといったデメリットもあります。

オンラインカウンセリング

カウンセリングルームまで出かける時間を作ることが難しい人は、場所を問わず利用できるオンラインカウンセリングを検討できます。例えば電話やメール、チャット形式でのカウンセリングであれば、カウンセラーと顔を合わせたくない人も利用しやすいでしょう。

メールやチャット形式のカウンセリングでは、カウンセラーとのやり取りを後で振り返ることができます。特にチャット形式であればより気軽にメッセージを送信できるため、気持ちを言葉にしやすいでしょう。

Unlace(アンレース)

Unlace(アンレース)は、精神科医や公認心理師・臨床心理士といった資格を持ったカウンセラーにチャット形式で相談ができるオンライン完結型のカウンセリングサービスです。カウンセリングの前に、最適なカウンセラーを紹介するためのマッチング診断があるので、依存症に詳しいカウンセラーとのカウンセリングを進めることが可能です。
また、Unlaceは定額で使い放題のサービスなので、契約期間内であれば何度でもカウンセラーにメッセージを送ることができます。話し足りないときや言い忘れたことがあったときも、料金を気にせずに利用できます。顔を合わせずにカウンセラーに話せるので、カウンセリングが初めての人でも利用しやすいでしょう。(※2021年9月14日時点での情報です。)
Unlace(アンレース)

受けられる場所

カウンセリングは主に次の3つの場所で受けることができます。

  • 医療機関
  • 公共の機関
  • 民間のカウンセリング機関

それぞれの場所で受けられるカウンセリングに、どのような違いがあるのか見ていきましょう。

医療機関

精神科や心療内科などの医療機関でカウンセリングを受けられることがあります。しかし、基本的にほとんどの場合で保険適用外となります。精神科・心療内科といった医療機関で「病気」と診断され、医師が治療のために必要と認めた特定の疾患や療法を対象とするカウンセリングは保険適用となりますが、診療内容にカウンセリングが含まれるケースは少なく、カウンセリングルームなどでカウンセリングを受けても、保険適用はされないことが多いです。

公共の機関

保健所や精神保健福祉センターなどの公共の機関で、対面や電話などによるカウンセリングを受けられます。相談内容によっては医療機関を紹介されることもあります。なお、公共の機関でのカウンセリングは無料であることが多いため、一人あたりの時間が短い傾向にあります。また、何度か利用する場合には、担当が変わる可能性もあるので注意が必要です。

民間のカウンセリング機関

民間の団体や個人経営のカウンセリングサービスもあります。医療機関ではないので、比較的気軽に相談できるでしょう。対面や電話、チャットなど、どのような手法でカウンセリングを受けたいのか考え、自分に合うカウンセリングサービスを選んでください。

カウンセリングの療法の例

カウンセリングでは、カウンセラーは利用者の話を聞き、利用者自身が自発的に問題の本質や改善方法に気付けるように導いていきます。その際、利用者が自己と向き合いやすくなるために特定の療法・技法が用いられます。主な3つの療法や技法について見ていきましょう。

認知行動療法

現在の状況を思考(認知)や行動といった枠組みで整理し、改善したい問題を一つひとつ確認していく療法を「認知行動療法」といいます。問題の原因を追求するのではなく、問題が続く理由を明らかにして、考え方や捉え方を変えることで問題を解消する方法を学んでいきます。

EMDR

「EMDR」は眼球運動に注目した心理療法です。否定的な感覚や記憶に意識を向けることと眼球運動を繰り返し、否定的な体験から距離をおいて適応していくように訓練していきます。EMDRでは、つらい過去の出来事をカウンセラーに話さずに済むため、利用者にとってストレスが少ない方法といえます。

カウンセリングの資格の種類

カウンセリングを行うカウンセラーはどのような資格を保有して仕事をしているのでしょうか。主な資格の種類とそれぞれの取得方法について見ていきましょう。

臨床心理士

「臨床心理士」は日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格です。資格保有者は学校や心療内科、児童相談所などでカウンセラーとして働くことができます。

大学院で臨床心理学を履修している、もしくは日本臨床心理士資格認定協会が第一種指定大学院に指定した大学院を卒業している人などが、資格試験に合格することで臨床心理士としての資格を取得できます。

公認心理師

「公認心理師」は2018年から始まった心理系の国家資格です。大学か大学院で必要とされる単位を修了し、なおかつ資格試験に合格することで資格を取得できます。

なお、臨床心理士は5年に一度は資格を更新しなくてはいけませんが、公認心理師は一度取得すると更新不要です。

その他

心理系の学会等においても、様々な資格が設けられています。例えば認定心理士や産業カウンセラー、チャイルドカウンセラーなどの資格を保有し、カウンセリングを行っている人がいます。なお、それぞれ資格取得方法や受験資格、活躍の場が異なります。

カウンセリングを理解して自分に合った種類を選びましょう

カウンセリングには様々な種類があります。カウンセリングが必要と感じるときは、自分に合う種類を選び、適切なサービスに相談しましょう。カウンセリングを活用して自分と向き合うことによって、悩みや不安の原因や対処法が見つかることもあります。つらい思いを抱えたままにするのではなく、適切なタイミングで適切なサポートを受けることも検討しましょう。

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