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「あるべきの魔力」に掴まり、モヤモヤしたり、泣いていた

Counseling Report. 2021.0222

どういうことに悩んでいましたか?

仕事で悩むことが多いのですが、悩んだとしても相談できる人がおらず、ずっとひとりでモヤモヤを抱えていました。

毎日、一人で頑張らなくてはいけない一方で、自分自身の経験が足りない部分もあり、そういった中で働くことが、これからの自分のキャリアにちゃんとつながっていくのか不安でした。

また仕事をしていても、すぐにカッとなってしまい人に当たってしまっていました。
うまく伝えることができず、泣いてしまうことも多かったです。

Unlace利用前に、不安や悩みの解決のために検討したことや、行っていたことは何ですか?

通院していたものの5分ほどしか話を聞いてもらうことはできず、基本的に薬の処方のみという形が多かったです。

Unlaceを使おうと思った理由は何ですか?

通院では十分に話を聞いてもらえなかったので、Unlaceに登録をしてみました。

印象に残っているカウンセラーとの会話内容を教えてください

カウンセリングが始まったタイミングでは、自分の中でも1番解決したいことが、よくわからない状況でした。

どのようにこの状況を説明すれば良いかという不安はあったのですが、カウンセラーさんからの質問によって、色んな要因と想いが絡まり合っている部分を一つ一つ要素に分けて、紐解いてもらうことができました。
カウンセリングの会話の中で、何気ない些細な一文から質問を掘り下げてもらうことが多く、色々なことを考えることが多かったです。

特に印象的だったのが、私が「未熟者」という言葉を使っているところから、「ならなくてはいけない」と思っている理想や「こうあるべき像」という話を掘り下げてもらったことです。

自覚してなかったのですが、自分はこういう人にならなくてはいけない。泣いてばかりではいけない。という考えが強いことに気付きました。
カウンセラーさんは「あるべきの魔力に捕まる」というと表現をしていました。
自分の中での「こうあるべき」という思いが、他人に対して向いてしまうと、自分の意志とは関係なく怒りをぶつけてしまったりすることが多いと聞いたときは、すごくハッとしました。

カウンセリングを通じて、どういう状態・状況になれたと思いますか?

1回1時間で対面のカウンセリングを受けるのではなく、一定の期間の中でメッセージができるサービスだからこそ、更新されている状況についても共有できたり、思考を整理するタイミングが多くとれたりできたのも、すごくよかったところでした。

自分に対しても、そして他人に対しても、あるべきの魔力に捕まっていないかを、立ち止まって考えてみようと思います。
じっくり聞いてくれる人は、初めての存在で心が安らかになりました。

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