不登校に関するお悩みの解決なら、顔出し・通院不要のオンラインカウンセリング
不登校について、
いますぐ相談できる
カウンセラー
臨床心理士・公認心理師100名が所属しています。こちらではすぐに相談できるカウンセラーを紹介しています。
カウンセリングの目的は、対話を通して相談者のメンタル不調や改善・解決することや、モヤモヤした気持ちの現状を整理することです。 抱えている不安や悩みは相談者によってそれぞれであり、カウンセリングを受けるべき人がはっきり定義されている訳ではないため、「メンタル不調をどうにかしたい」「モヤモヤした気持ちを整理したい」等のどういったことでもご相談ください。
カウンセリングの効果は、数々の実証研究でも確認されています。 理解者ができることで安心感を得られること、対話の中で自己理解が進むことで気づきが得られることによって、自身の行動変容につながり、それが結果としてメンタル不調の改善・解決になります。またオンラインでのカウンセリングにおいても、効果は確認されています。
料金の相場は都内で45~60分のカウンセリングを行うと10,000円前後です。1週間から2週間に1回の頻度で通うことを考えると、月に20,000~40,000円になります。 Unlaceでは1週間の期間からは始めることができ、金額は4,400円です。事前予約が不要で顔出しをせず匿名で利用できるため、お気軽にご相談ください。
子どもが何日も学校に行っておらず、不登校なのではと悩んでいる親御さんは多いかもしれません。
学校に行けなくなる主な要因は、人間関係からくる過度な不安、自己肯定感の低下、劣悪な家庭環境などです。今回は、不登校の定義や原因、不登校の子どもがいる場合に親ができることについて解説します。
自分の子どもが学校を休み続けていると「不登校なのでは」と不安になるかもしれません。 不登校とはどのような状態を指すのか、類似用語のひきこもりとの違いについても解説します。
文部科学省によると不登校は、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、 登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」です。
遅刻や早退が多く、受けていない授業が多数あっても、欠席日数が年間30日を下回れば不登校の定義からは外れます。保健室登校の場合も、登校している状態だと解釈されるようです。
不登校は、登校しない、または学校に行きたいけれど行けない状態を示す言葉です。一方のひきこもりは、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんど避け、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態を指します。
不登校は就学中の子ども以外には使われない言葉ですが、ひきこもりは中途退学者や成人にも当てはまる概念です。 ひきこもりは社会と断絶し、家族以外の人間とほとんどコミュニケーションをとらないのに対し、不登校は学校を休んでいる間、友人と遊んだり、趣味のサークル活動に興じたりと活発に活動している場合もあります。
不登校といっても原因はさまざまで、複数の要素が複雑に絡みあっている場合もあります。
不登校を引き起こす主な6つの原因について解説します。
不登校を引き起こす原因の一つに、子どもがクラス内でのいじめや先輩・後輩、教職員との相性など人間関係に問題を抱えている場合があります。上記のような状態が慢性化すると、学校を居心地が悪い場所だと感じ、不登校につながります。
いじめの場合、学校が事実を認識していなかったり、認識していても対応をとらないこともあるでしょう。
子どもは日常の大半を学校で過ごすため、同級生や教師との人間関係がうまくいかないと多大なストレスを抱えてしまいかねません。
子どもが学校生活に大きな不安を抱えていることで、頭痛や腹痛など体の不調を訴え、学校を休んでしまうことがきっかけで不登校になることもあります。学校や親からの期待に応えようと頑張りすぎる傾向のある、努力家の子どもが陥りや すいパターンです。
心身に支障をきたすほどストレスや疲れがたまっている場合、必要に応じて医療機関の受診を検討したほうが良いかもしれません。
学校に行けない自分自身に憤りを感じ、ストレスを強めてしまうと、精神疾患につながってしまう場合もあります。
自分を肯定できず、学校に行っても仕方ないと無気力状態に陥った結果、不登校になる場合があります。学校では無気力ですが、家では元気にしていて、興味があるイベントや仲が良い友人の誘いを受けるときもあるため、原因を特定しにくいのが特徴です。
保護者は不登校の原因を明らかにしようと、躍起になるかもしれません。しかし、本人でさえ後に振り返ったときに、当時なぜ学校に行けなかったのかわからないと答えるほど原因が不明の場合もあります。
子どもがまじめに学校へ通う意味を見いだせずに、家にこもってゲームをしたり、授業をサボって街へ遊びに行ったりするパターンです。学業に対する意識が低いほか、生活習慣が乱れている場合もあり、第三者の支援が必要な状況ともいえます。
学校に意味がないと感じる理由の一つは、クラスで居場所がなかったり、家庭環境に問題があったりする場合です。根底には周囲に認められたいとの強い想いがあるため、不良集団に身を置き、不安やさみしさを紛らわそうとする傾向があります。
家庭環境に問題があり、本来安心してくつろげるはずの家庭が重荷になっている場合も考えられます。たとえば、母親と父親の仲が悪い、親が過干渉、ネグレクト、家族との死別などが代表的なケースです。
親や兄弟との死別は、大人でさえ相当なショックを受けるため、思春期の子どもが受ける精神的な影響は計り知れません。
家族同士の不和も同様で、直接関係が悪くなくても、一緒に過ごす中で険悪な雰囲気を察知するだけでストレスを感じる場合もあります。
日々の疲れを癒す場であるはずの家庭が、かえって子どもの心にダメージをあたえてしまうこともあるようです。
不登校の原因は一つとは限りません。さまざまな要素が複合することで、学校に行けない状況になっていることもあります。
原因を正確に把握したい場合、学校や家庭での様子を良く観察し、子どもの状態をあらゆる観点から把握することが大切です。
その際、原因を一つに特定することにあまり意味はないといえます。上記で紹介した事象が部分的に連なるように関係する場合もあります。状況の観察だけでなく、子どもの気持ちの把握できるよう、安心して話せる場を作ることが大切です。
親としては良かれと思った言動でも、子どもには逆効果になる恐れもあるため、不登校児に対する振る舞いには注意が必要です。不登校の子どもに対して、日々の生活で気を付けてほしい親ができる行動を解説します。
なぜ学校に行きたくないのか、子どもの気持ちを聞く必要があります。不登校は悪いことではないこと、自分たちは味方であることを伝え 、本心をさらけ出せる環境作りが大切です。
子どもにとって、学校に行きたくない理由を話すのは簡単ではありません。沈黙が続く気まずい場面が訪れても、答えを急かしたり無理に聞き出したりはせず、じっくりと話を聞くことが重要です。
子どもが勇気を出して本心を打ち明けたら、たとえ納得できない内容でも、受け入れる広い心が必要です。
不登校の状態が続く場合、子どもの自己肯定感が低下し、ひどく落ち込んでしまうことも珍しくありません。本人も学校へ行けない状況に、焦りや不安、憤りを感じている場合があります。
このため休んでもいいと伝えたり、今の頑張りを認めてあげたりなどの慈愛に満ちた態度を示し、子どもの自己肯定感の回復を試みるのも一つの手段です。結果ではなく過程を褒めるよう心がけると、自尊心は徐々に回復していきます。
おすすめできない接し方は、学校に行けない事実を責め立てることです。子ども自身が自分が悪いと思っている場合、原因や理由を追求されると大きな負担になってしまいます。また、子ども自身もなぜ学校に行けないか、うまく言語化できない場合もあります。
生活習慣が崩れていると、いざ学校へ行こうと思っても、朝起きられず登校できないことがあります。そのままの状態を放置すると引きこもり状態になる危険もあるため、親御さんにはお子さんの状態を注視する役割が求められます。ひきこもり状態が続くことによる、体力不足や勉強不足による学習の遅れは、不登校から復帰できない原因 の一つです。
子どもがひきこもり気味なら、ウォーキングのような軽い運動に連れ出すのも良いかもしれません。いつでも不登校から抜け出せるよう、生活サイクルを整える手助けをしてあげるのも一つの手です。
子どもが不登校の場合は、担任の先生やスクールカウンセラーとこまめに連絡を取り合うことも大切です。とくにカウンセラーは、中立的な立場で話を聞いてくれたり的確なサポートをしてもらえるため、親子間の接し方がわからないときに頼れる存在です。
学校に行けないと親が気になるのは学習の遅れですが、学校がすべてと考えず、フリースクールや個人塾など、学びの場を確保するのも方法の一つです。
フリースクールとは、不登校の子どもが安心して過ごし、勉学に励むために作られた施設のことです。学校のようにカリキュラムを定めて学習を進める施設を利用すれば、学校の勉強から取り残される心配も減るかもしれません。
不登校の生徒向けの個別塾では、実際には休んでいても学校の授業に出席したとみなす仕組みを設けているところもあります。塾内で出会った仲間と共に勉学へ励むうちに、自然と自信を取り戻せるかもしれません。
近年ではオンラインで受講できる家庭教師も増えつつあります。オンライン家庭教師サービスは人と会わずに学習の後れを取り戻せる有意義な方法の一つです。
カウンセラーやNPO団体をはじめ、子どもの不登校について相談できる支援機関を活用するのも一つの方法です。